ベトナムの占い 金雲翹占いって?

●占いのいろいろ
 風水のところでも書きましたが、多くのベトナム人は、今も占いを信じ、生活や人生の指針にしているそうです。
 ただし迷信は政府によって禁止されています。
 昔は、市場の入り口には大きな占い師の寺があって、そこでおみくじを引き、漢字で書かれたその内容を、占の先生が解説してくれました。
 来た人が内容を読むのではなく(漢字読めないし)、先生が解説してくれるというところがきっとポイントですね。
 観相学、手相、占星術のほか、鳥の足占いや、鳥の頭占いというのもあるそうですが、一番すごいなあと思ったのが、
「翹(キエウ)占い」! 有名な小説(詩)の金雲翹のページを開いて、そこに書いてある句で占うのだそうです。
これも占いの先生が解説してくれます。
●現代に続く占い 
 現代でもベトナムにはたくさんの女性の占い師がいて、住民からは尊敬されていて、政府が逮捕しようとすると、住民がかくまったりするそうです。
 占いには、それにはまって占い師にお金をつぎ込み過ぎたり、判断を鈍らせるという悪い面もありますが、悩んでいる人には、いい相談相手であり、昔のカウンセリングのようなものだったのかもしれません。
●因果応報?
 ただ、日本でもそうですが、占いには現在の不幸の原因を祖先や過去に求める考え方がよく出てきます。
 個人的には、現在の出来事の原因が因果応報とか祖先の問題などと言われると、そんなこと言わずに、今救ってくれるキリスト教(キリスト教では輪廻が無いから因果応報の考え方がない)または社会主義思想に鞍替えしたくなっちゃうかもしれませんね~。