俳優さん大変なハードアクション 映画「悪魔のしるし」
映画「悪魔のしるし」 原題:Dấu Ấn của Quỷ 1992年
監督:Việt Linh 悪魔のしるし紹介
●あらすじ
小さい頃親に捨てられ、村人から悪魔と呼ばれている高機能自閉症(たぶん)の少女と、
裸婦の絵を描いて罪に問われた画家が出会い、自然の海辺で愛をはぐくみます。
妊娠した少女の、お腹の子の栄養にココナツジュースが飲みたいという願いをかなえようとした
画家は、捕まって、少女と引き裂かれてしまいます。
●コメント
この映画、少女と画家が、岩あり洞窟ありの海辺を、走ったり飛んだり、
やしの木に登ったり、めちゃくちゃハードなアクションをします。しかも裸足です。
ラブシーンは砂丘から下まで2人で抱き合って転げ落ちるんですけど、
顔はちょっと痛そうでした。でも、愛を感じる映画でした。
それから女の子を見守るおじいさんはハンセン病で浜辺の小屋に住んでいますが
実際にベトナムではハンセン病者たちが隔離されて、島で掘っ建て小屋をつくって住んだそうです。
写真は福岡フィルムアーカイブより