ヴー・バン 阿片中毒者から、愛国グルメ作家へ
「ヴー・バン 阿片中毒者から、愛国グルメ作家へ」
以前紹介した1930年代の作家、タック・ラムより少し年下ですが、同郷で同じエリート高校を卒業した、ヴー・バンという作家がいます。
WIKIを見ていたら、ヴー・バン(Vũ Bằng)は医師になることを望まれながらも文学を志し、でも遊びが過ぎて阿片中毒になってしまい、妻子の世話で何とかよくなって、ベトナムニュース社に就職、南部に行ってジャーナリストの仕事をしたそうです。
ホーチミン市では新しい妻を得て(つまり家族が2つってことですか)、亡くなるときにはベトナム国家賞を受けています。戦中のベトナム人らしい人生ですね~。
ところで彼は、「ハノイうまい物」、「南部の珍味」というエッセイを書いて、ベトナムの北と南の料理を紹介しています。「ハノイうまい物」では、フォーの誰でもが食べる基本の味、鶏フォーを食べる日、ブン(ビーフン)、ズオイ(イソメみたいなもの)まで、色々な料理を紹介しています。
ハノイうまい物 ベトナム語
南部の珍味 ベトナム語